マイナンバー管理システムの特徴・料金比較
マイナンバー管理システムは、個人番号の安全かつ効率的な管理を支援するツールです。従業員や顧客のマイナンバーを一元管理し、法令遵守を確実にします。情報の漏洩リスクを低減し、セキュリティを強化することで、企業の信頼性を向上させます。
さらに、手作業によるミスを防ぎ、業務の効率化を図ることができます。これにより、安心してマイナンバーを取り扱うことが可能になります。
《 セコムあんしんマイナンバーサービス》のPOINT
- セコム提供の高いセキュリティ対策を実現
- マイナンバーの収集から廃棄までをサポート
- 情報漏洩リスクを徹底的に排除
《 マイナンバー収集代行・管理サービス》のPOINT
- マイナンバーの収集・管理を代行
- 専門スタッフによる安全な運用を実現
- 運用リスクを軽減し業務効率を向上
《 SPIRAL®マイナンバー管理サービス》のPOINT
- マイナンバーの収集から廃棄までをセキュアに管理
- 柔軟なカスタマイズ機能で企業ニーズに対応
- 監査対応も万全な設計
《 フリーウェイマイナンバー》のPOINT
- シンプル操作で中小企業にも導入しやすい
- マイナンバーの収集・管理・廃棄を簡略化
- コストパフォーマンスに優れた設計
【徹底解説】マイナンバー管理システムとは? 主な機能・比較ポイントや導入ステップ
「入社手続きや年末調整のたびに、従業員からマイナンバーの書類やコピーを回収するのが非常に面倒」「万が一、情報漏えいを起こしたらと思うと、現物の保管や廃棄の管理に毎日のようにプレッシャーを感じる」――。
人事労務の手続きを預かる現場では、マイナンバーの収集に伴う業務の煩雑さや、厳格な管理体制の維持に頭を悩ませている実務責任者や経営層が少なくありません。
社会保障や税の手続きで取り扱いが義務付けられているマイナンバーは、法律による厳しいルールが存在するため、紙やExcelといった従来のアナログな管理手法ではリスクと作業負担が膨らむ一方です。
こうした課題をクリアし、安全かつ効率的にマイナンバー業務をペーパーレス化する強力なDXツールが「マイナンバー管理システム」です。
本記事では、マイナンバー管理システムの基本的な定義から、必須の主要機能、3つの提供形態の違い、導入のメリットや注意点、自社に最適なツールを選ぶための比較ポイントから具体的な導入ステップまでを分かりやすく解説します。
目次
マイナンバー管理システムとは
マイナンバー管理システムとは、社会保障や税の手続きに必要な12桁の個人番号(マイナンバー)とそれに紐づく個人情報を、国が定めるガイドラインに準拠した高度なセキュリティ環境下で「収集・保管・利用・廃棄」するための一連の業務を一元管理するシステムのことです。
従来の「マイナンバーカードのコピーを提出してもらい、鍵付きのキャビネットで厳重に保管する」運用や「アクセスパスワードを設定したExcelファイルに番号を入力して管理する」といった手法では、閲覧権限の制限が不十分になりやすく、紛失や盗難、誤送信による情報漏えいのリスクが常に付きまといます。
マイナンバーは通常の個人情報よりもさらに厳格な保護が義務付けられており、故意に漏えいさせた場合には企業や担当者に対して厳しい刑事罰(罰則)が科される可能性があるため、アナログ管理の維持は大きな経営リスクとなります。
こうした背景から、導入が急速に進んでいるのがマイナンバー管理システムです。このシステムを活用することで、企業に義務付けられている「安全管理措置」を、特別な専門知識を必要とすることなく確実にクリアできます。
安全管理措置とは、情報漏えいを防ぐために国が企業に対して求めている組織的・人的・物理的・技術的な各種セキュリティ対策のことであり、システムを導入するだけでこの法的要件を高い水準で満たせるようになります。
さらに、リモートワークや多拠点展開を行う企業にとっても、対面や郵送の手間をかけることなく、安全なネットワークを介してデジタル上で業務を完結できるインフラとして不可欠な存在となっています。
マイナンバー管理システムの主な機能
マイナンバー管理システムには、これまで手作業で行われていた確認業務の手間を省き、特定個人情報の安全性を担保するための優れた機能が多数搭載されています。ここでは、特に代表的な3つの主要機能について解説します。
スマートフォンやWeb画面を活用したペーパーレスな一括収集機能
従業員やその扶養家族からのデータ回収と、それに伴う本人確認の作業をすべてデジタル上で完結させる機能です。従業員は自宅などから自身のスマートフォンを使い、マイナンバーカードや通知カードを撮影して専用のWeb画面から直接アップロードすることができます。
収集と同時に、運転免許証などの顔写真付き身元確認書類と個人番号を照合する本人確認の手続きも、管理画面のワークフロー上でスムーズに行うことが可能です。
郵送での書類回収や対面での手渡しといったアナログなやり取りを完全に排除できるため、回収途中の紛失リスクをゼロにしながら、遠隔地やシフト勤務の従業員のデータも一瞬で集約できます。
ガイドラインに準拠した強固な暗号化保管とアクセス制御機能
登録されたマイナンバーデータを、サイバー攻撃や部外者の無断閲覧から強固に守るための機能です。システム内に格納された個人番号は高度な技術で暗号化され、総務や人事の限られた権限を持つ担当者以外は一切閲覧できないように厳格なアクセス制限がかけられます。
万が一、システムを操作できる正規の労務担当者であっても、通常の業務画面では番号が「***」のようにマスク表示(非表示化)されており、必要な手続きの瞬間だけ開示される仕組みになっています。
また、「いつ、誰が、何の目的でデータにアクセスしたか(あるいは出力・削除したか)」という証跡が自動で完全に記録されるログ管理機能により、内部の人間による不正利用やデータの持ち出しを強力に抑止します。
保管期間経過後のデータを完全に消去する自動廃棄・履歴管理機能
退職者などの不要になったマイナンバーデータを、法律の定めに従って安全かつ確実に処分するための機能です。
マイナンバー法では、従業員の退職や契約終了によって税・社会保障の手続きに必要がなくなった場合、原則として遅滞なく番号を廃棄(消去)しなければならないという厳しいルールがあります。
システムが従業員の退職日や法定保存期間(雇用保険や税務関係書類の保管義務がある7年間など)を自動で検知し、廃棄期限が来たデータをシステム内から復元不可能な状態に完全消去します。
その際、「いつ、どのデータを完全消去したか」という廃棄証明の履歴ログだけが残るため、税務署の監査などが入った際にも、法令通り適切に処理したことを一目で証明できます。
マイナンバー管理システムの3つの提供形態
マイナンバー管理システムは、システムの構築場所や、既存の人事給与システムとの連携方法、予算規模に合わせて、主に3つのパッケージ形態(タイプ)に分類されます。
それぞれの特性やコストの違いを理解することが、自社に最適なツールを選ぶための前提となります。
労務手続きや給与計算と一気通貫で処理できる「人事労務一体型」
勤怠管理や給与計算、社会保険手続きなどを網羅するクラウド型の人事労務システムに、マイナンバー管理のデータベースが最初から組み込まれている、あるいは標準機能として連携している形態です。
年末調整や源泉徴収票の発行、雇用保険の手続きの際、別ソフトからデータをCSVなどでエクスポートして移し替える手間が発生しません。1つの管理画面からワンストップでマイナンバー付きの書類を出力できるのが最大のメリットです。
既存の人事給与システム全体をリプレイス(乗り換え)する形になることが多いため、すでに別の強固な基幹システムを導入している企業にとっては、一新するための調整工数が必要になる場合があります。
マイナンバーの秘匿性と独立性を最優先する「専用独立型」
給与システムなどのほかの社内システムとは完全に切り離された環境で、マイナンバーの「収集・保管・廃棄」の業務だけを行う専門の独立したシステム形態です。
人事情報の閲覧や給与計算を担当する一般の労務スタッフであっても、マイナンバーの専用サーバーにはアクセスできないといった、セキュリティと管理権限の分離を社内で徹底できるのが最大のメリットです。
既存の人事システムを一切動かすことなくスモールスタートできますが、年末調整や各種行政手続きでデータを利用する際には、基幹システム側とAPI(システム同士を安全につなぐ窓口)などで紐付ける初期設定や、2つのシステムを並行運用する手間が発生します。
実務や本人確認の手間まで丸投げできる「アウトソーシング連携型」
システムの提供にとどまらず、ベンダー側が運営する専用のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング=業務委託)センターが、従業員への書類回収の催促やアップロードされた画像の本人確認審査までをトータルで代行する形態です。
社内の労務担当者の実務負担をほぼゼロにできるため、従業員数が急増している成長企業や、社内に専門の人事部門がない中小企業、店舗数が多くアルバイトの入退社が激しい企業に向いています。
非常に便利な反面、システム利用料のほかに収集対象の人数に応じた代行手数料が発生するため、3つの形態のなかで最もランニングコストが高くなりやすいという特徴があります。
【比較表】提供形態(タイプ)別の違い
| 比較項目 | 人事労務一体型 | 専用独立型 | アウトソーシング連携型 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 低い(数万円〜) | 中程度(数十万円〜) | やや高い |
| 月額費用 | アカウント課金(中程度) | 固定(数万円〜) | 人数連動(高い) |
| セキュリティ構造 | 他の人事労務データと同格の管理 | 完全に分離(極めて強固) | ベンダーの厳重な監視下 |
| 実務の負担度 | データ連携不要で非常に楽 | システム間の連携作業が必要 | ほぼゼロ(丸投げ可能) |
| おすすめの企業・特徴 | 労務全体のデジタル化・効率化を進めたい企業 | 金融・医療・大企業など、厳しい監査基準がある企業 | 人事担当者が不在、または収集の手間を無くしたい企業 |
マイナンバー管理システム導入のメリット
アナログな転記や書類管理から専用のマイナンバー管理システムへ移行することで、企業は作業工数の削減だけでなく、安全性の向上と心理的負担の軽減において大きな効果を得られます。
ここでは、3つの具体的なメリットを解説します。
手渡しや郵送の手間をなくすことによる収集業務の大幅な時短
従業員が各自の端末からスマートフォンで撮影してデータを送信するだけで良くなるため、従来のように「紙の提出台帳を配る」「提出期限を何度も個別に催促する」「集まったコピーを紛失しないように、鍵付きキャビネットへ厳重に保管する」といったアナログな手間がすべて解消されます。
従業員ごとの提出状況(未提出・確認中・承認済みなど)はシステム上のダッシュボードで一目で把握でき、未提出者に対してワンクリックでリマインドメールを送信する機能などにより、収集にかかる総時間を従来の数分の一に短縮できます。
ガイドラインに基づく安全管理措置の自動化による情報漏えいリスクの解消
システム自体が、マイナンバー法に基づく「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン」で要求される高度な技術的・物理的安全管理措置を満たす設計になっているため、自社で高額な専用金庫を購入したり、立ち入り制限付きのセキュリティルームを新たに構築したりする必要がなくなります。
データの自動暗号化や、アクセス権限の徹底、操作ログの完全自動記録が行われるため、万が一不審なアクセスがあった場合も即座に検知・追跡が可能となり、企業の社会的信用を失う「情報漏えい事故」のリスクを極限まで低減できます。
年末調整や給与システムとの連携による法定調書作成の迅速化
年末の税務処理において、システムに安全に保管されているマイナンバーデータが、源泉徴収票や扶養控除等申告書などの各種法定調書(国や自治体に提出する各種証明書類)へ自動的に紐付き、安全に出力されます。
書類作成のたびに、別の安全管理されたExcelファイルや台帳をわざわざ開いて番号を1件ずつ手動でコピー&ペーストする、といった危険な二度手間が一切不要になります。これにより作業スピードが劇的に向上し、冬期の労務部門における繁忙期の残業代削減にも貢献します。
マイナンバー管理システム導入の注意点
多くのメリットがあるマイナンバー管理システムですが、他システムとの相性や従業員へのアナウンスを怠ると、期待した効果が出ないばかりか、現場の混乱を招く原因になります。
運用の失敗を避けるために、以下の3つの注意点を確実に押さえておきましょう。
既存の人事給与システムや年末調整ツールとのデータ連携性の検証
自社で現在メインで稼働している給与計算ソフトや、外部の提携税理士事務所が指定しているシステムに対して、導入予定のマイナンバーシステムからデータをスムーズに移送(API連携や安全な暗号化CSV出力)できるかを事前に確認しておく必要があります。
ここを怠ると、せっかくシステムを導入して安全にデータを集めても、最終的な行政手続きの段階でデータがつながらず、手動でのデータ変換作業や、結局Excelを間に挟むといった二重管理が発生するリスクが生じます。
従業員(特にスマートフォン操作に不慣れな層)への周知と案内期間の考慮
紙での提出に長年慣れていた従業員や、ITツールの操作に不慣れな高齢の従業員、店舗勤務や工場勤務で1人1台のPC環境を持たないアルバイトスタッフなどの場合、アプリやWeb画面からのアップロード手続きに戸惑う可能性があります。
導入初期には、分かりやすい画像付きの簡易操作マニュアルを配布したり、社内に問い合わせ窓口を一時的に設置したりするなど、収集を開始してから完了するまでに十分な猶予期間をスケジュールに盛り込んでおくことが必要です。
個人事業主や外部講師など「社外の取引先」からの収集フローの確認
企業は自社の従業員だけでなく、原稿料や講演料、顧問料などを支払う個人事業主(外部のデザイナー、税理士、弁護士、外部講師など)からもマイナンバーを収集し、税務署へ提出する支払調書に記載する義務があります。
こうした社内ネットワークや社内アカウントを持たない「外部の人間」に対して、システムから安全なワンタイムURL(使い捨ての専用提出画面)をメールやSMSで送信して回収できる機能を備えているか、自社の取引実態に合わせて確認しておく必要があります。
マイナンバー管理システムの比較ポイント
多数の製品が市場に存在するなかで、自社にとって最適なソリューションを見つけ出すためには明確な選定基準が必要です。
パートやアルバイトの出入りが激しい小売・飲食業であれば、スマートフォンで誰でも直感的に提出できる使いやすさと低コストなクラウド型、個人情報を極めて厳格に分離したい製造業や大企業であれば、高度なアクセス権限と万全のセキュリティログが残る専用独立型が向いています。
このように、自社の組織規模とセキュリティポリシーに応じた選定が重要です。比較時に着目すべき重要項目を、以下のチェックリスト形式でご紹介します。
- 自社が現在利用している、あるいは将来導入予定の人事労務、給与計算、年末調整システムとAPIなどで安全にデータ連携できるか
- 従業員がスマートフォンでマイナンバーカードを撮影した際、文字認識(OCR)機能によって番号が自動で読み取られ、入力ミスを防ぐ仕様になっているか
- 管理画面において、「閲覧権限」「収集権限」「廃棄権限」など、労務担当者の役職や役割に応じた細かなアクセス権限を設定できるか
- 退職者の保管期限切れデータを自動でリストアップ、またはアラート通知し、現場の判断で一括完全消去できるか
- 従業員向けの初期マニュアルの提供、システム移行時のデータ登録サポート、法改正時の無償アップデートなど、ベンダー側の伴走支援は手厚いか
【比較時に着目すべき項目】
マイナンバー管理システムの導入ステップ
マイナンバー管理システムの導入プロジェクトを滞りなく進め、確実な本番稼働と現場への定着化に導くための3つのステップです。段階を追って丁寧に進めることが、無駄な投資を防ぐ確実な道筋となります。
ステップ1:収集対象者の洗い出しと社内規程(基本方針)の策定
正社員、パート、アルバイト、および支払調書の対象となる外部の個人事業主など、自社でマイナンバーを集めるべき対象者とその総人数を正確に洗い出します。
同時に、国のガイドラインに沿って「我が社ではマイナンバーを誰が、何の目的で扱い、どこに保管し、どのように廃棄するか」を明文化した社内の取扱規程や基本方針を策定・更新し、組織としての管理体制の土台を作ります(期間目安:約2週間〜1ヶ月)。
ステップ2:製品の比較選定とセキュリティ要件の確認・初期環境構築
bizoceanDX比較などの一括資料請求を活用して、複数製品のセキュリティ要件や操作性をデモ画面で横並び比較し、自社に最適な製品を契約します。
契約完了後、管理者のアカウント作成、労務担当者へのアクセス権限の設定を行い、既存の人事システムから従業員の基本情報(氏名や社員番号など、マイナンバー以外のマスタデータ)をインポートして、収集を受け付けるための初期環境を構築します(期間目安:約3週間〜1ヶ月)。
ステップ3:一部の部署でのテスト収集と全社への段階的な展開
いきなり全社一斉に提出を求めるのではなく、まずは「総務部のメンバーだけ」あるいは「特定の1つの営業所だけ」などに対象を絞り、2週間程度のテスト収集(スモールスタート)を実施します。
このテスト運用を通じて、スマートフォンからのアップロードが正常に行われるか、管理者の本人確認フローに滞りがないかを検証・修正したうえで、本番として全社や外部取引先へ提出のアナウンスを段階的に拡大し、確実な定着化を図ります(期間目安:テスト開始から全社収集完了まで1ヶ月〜2ヶ月以上)。
自社に最適なマイナンバー管理システムを導入して、業務の効率化を進めよう
マイナンバー管理システムは、法律が求める厳格な安全管理措置を自動的にクリアし、手動対応による情報漏えいリスクや労務部門の業務逼迫を劇的に解消する、現代の企業経営に不可欠な強力なDXインフラです。
提供形態(人事労務一体型・専用独立型など)や、社外の取引先への対応力、ベンダー側のサポート体制は製品ごとに異なるため、コストや知名度だけで安易に選ばず、複数の製品資料を集めてじっくりと比較検討することが導入成功への確実な道筋となります。
bizoceanDX比較では、国のセキュリティ基準を満たし、現場への導入実績が豊富な人気マイナンバー管理システムの資料を一括で無料ダウンロードできます。
まずは、気になるツールの資料をダウンロードすることからスタートし、自社の安全なペーパーレス化と労務効率化に向けた第一歩を踏み出してみませんか。
マイナンバー管理システムに関連する記事
関連するお役立ち資料
関連するセミナー情報
bizoceanDX比較で
貴社サービスの掲載を
してみませんか?
会員数
372万
人以上
管理職以上
ユーザー
約40%
最大月間
リード獲得数
2,000
件以上
※bizocean本サイトでの実績を含む(2025年4月時点)